「中国インターネット発展状況統計報告(Statistical Report on Internet Development in China )」により、2020年6月時点で利用者数は9億4000万人に達し、インターネット普及率 は67%になった。
そして今年、中国における動画共有サイトであるBILIBILIが発表した未監査 決算により、BILIBILIの平均月間アクティブユーザーは2億人を超え、現在中国の若い世代が 集中する文化コミュニティビデオサイトとして活躍している。
さらに、近年ティックトックのような携帯向けの短いビデオアプリケーションも中国に 非常に人気があり、アクティブユーザーは6億も超えた。その膨大なSNS領域における新たな ビジネスモデルが生まれつつあり、それはライブコマースである。ライブコマースというのは、 日本で盛んな「TVショッピング」と良く似ている。様々な商品、一般雑貨から工芸品、宝飾品 までありとあらゆる商品をインフルエンサーたちが巧みなトークとデモンストレーションとと もに紹介し、その場で購入を募るという新しいビジネスモデルだと考える。コロナ禍の影響で、 現在日本の大手企業でもよくライブコマースイベントを開催した。
現時点ワタルは日本のお酒、ファッション、歴史。文化を注目しながら、ビデオディレ クターとして日本を紹介している。この分野のインフルエンサーになるようにビデオを作成し ている。「ワタル」イコール「優れた日本商品のセレクター」という「パーソナルブランド」 を形成させる。その「パーソナルブランド」の影響力を用いて「ライブコマース」かECショッ プの形でSNSと貿易を繋がる。